雨漏りは自分で直せるの?
雨漏りぐらい自分で直せるよ。そうおっしゃる方がいらっしゃいます。
たしかに、家の構造やDIYの知識をお持ちで、水の侵入箇所を見つけることができれば、ご自分で直せることもあります。
たとえば、ちょっとしたヒビ割れが原因だと特定できれば、ホームセンターでシーリング材を買ってきて流し込めば、とりあえずの応急処置にはなります。
しかし、知識のない方がご自分で直すのは危険です。
なぜなら...
よくある失敗 1
正しい原因を特定できない
雨漏りは侵入経路さえ突き止めることができれば、問題は解決したも同然です。
しかし、それが簡単ではありません。
なぜなら、侵入経路が複数個所あったり、特殊な条件下でしか雨漏りが発生しないケースもよくあるからです。
例えば、「横殴りの豪雨時にだけ生じる雨漏り」を特定するには専門知識と装備が必要です。よくある失敗 2
間違った処置をしてしまう
原因を正しく特定できたとしても、処置の仕方を間違えると、またすぐに雨漏りは再発してしまいます。
そして、一度間違った処置をしてしまうと、それを直すために余計な出費がかかってしまいます。
それならば、最初から専門の業者に頼んだ方が、結局は安く済むことがよくあります。よくある失敗 3
建物内部の被害に気付かない
雨漏りの修理は、入り口だけ上手に直しても終わりではありません。
なぜなら、雨漏りの被害は、目に見えない内部にまで広がっているからです。
建物内部が腐り始めてしまっていると、害虫の温床となり、家財や健康への被害に繋がります。