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防水工事に必須のトップコートとは

2024年 2月 7日

防水工事に必須のトップコートとは

雨水や湿気などの侵入から建物を守るために行われる防水工事。

防水工事では防水層を形成した後、仕上げにトップコートという塗料を塗るのが一般的です。防水工事は屋根やベランダなどの防水層に紫外線や雨風などからのダメージを防ぐために、トップコートを塗ります。トップコートを塗らない状態では劣化を早め、半年ほどで防水機能を失ってしまいます。

トップコートはそうした防水層の劣化を抑え、保護するという大切な役割を果たしています。間違えやすいですが、水の侵入を防いでいるのは防水層であり、トップコート自体に防水機能はありません。また、トップコートには防水層を保護するだけではなく、太陽光の熱を反射して建物を熱から守る遮熱効果や、防水層表面の粘着やザラつきを抑え、見栄えを良くしてくれる役割も担っています。

01トップコートの種類

トップコートにはいくつかの種類があり、施工した防水工事の種類に合わせて最適なトップコートを選ぶことが大切です。

ウレタン防水に使用されるトップコート

ウレタン防水は液状にしたウレタン樹脂を塗布し、乾燥させて防水層を形成していきます。防水工事の中でもよく使われる施工方法で、複雑な形の場所にも対応でき、どんな施工箇所にも幅広く施工することが出来ますが、紫外線に弱いためトップコートが欠かせません。

 アクリルウレタン系

標準的に広く使用されているトップコートで、伸縮性に優れており、塗り替えな どのメンテナンスに適しています。耐用年数は5年ほどで、費用を抑えたい方におすすめ。

フッ素系

アクリルウレタン系に比べて耐久性に優れています。汚れにくく紫外線にも強いため、耐用年数も長くなっており約10年とされています。ただし費用が高額なため、一般的に使用されることは少ないと言えます。

FRP防水のトップコート

FRP防水とは、床の上にFRPのシートを敷き、その上に樹脂を塗って硬化させる方法です。FRP=繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略で、高い防水性と耐荷重性・耐摩擦性をもっていますが、プラスチック材であるがゆえ、紫外線の影響を受けやすいです。

ポリエステル系

 塗膜が硬くなる特性があるトップコートで、頻繁に人の出入りがある場所にも適しています。重ね塗りをするとひび割れが起きやすくなるため、メンテナンスには不向きです。主に新築の戸建て住宅や建物の屋上などに採用されることが多く、耐用年数は5年ほどとされています。

アクリルウレタン系

 ポリエステル系に比べると硬さが無いためFRP防水層の耐摩耗性を生かすことができませんが、 重ね塗りや再塗装の際にも使用することができるため、リフォームや補修などによく使用されるトップコートです。 耐用年数は同じく5年程度です。

シート防水のトップコート

シート防水とは、塩化ビニールやゴム製のシートを下地の上に敷き詰めて専用の接着剤や機械で固定し、防水層を形成する防水工事です。広い面積をムラなく短期間で施工できるメリットがある一方、狭い場所や複雑な形状の場所はシートを覆うのが難しいため不向きです。アパートやマンションの屋上によく施工されています。

水性タイプ

 シート防水のトップコートには、材料である合成ゴムに影響を与えない水性のものを使用します。

02トップコートの劣化症状とは

トップコートは雨や紫外線などのダメージを受けて徐々に劣化していきます。耐用年数に限らず、劣化症状を見つけたら早めに専門業者に相談するようにしましょう。

色褪せ

雨風や紫外線の影響を受けやすいベランダやバルコニーなどでは、特にトップコートの色褪せが起こりやすいです。色褪せが生じているからといってすぐに大きな問題が発生するわけではありませんが、トップコート全体の劣化の初期症状として、メンテナンスを検討するサインと覚えておきましょう。

チョーキング現象

塗装面を触った時に、指にチョークの粉のようなものが付着する現象をチョーキング現象と言います。チョーキング現象が起きてしまった部分は、トップコートの表面が剥がれた状態なので防水層を保護する機能が弱まっています。放置していると防水層がどんどん劣化してしまうので早めにメンテナンスを行いましょう。

ひび割れ・剥がれ

防水層は建物の動きや温度変化によって収縮しますが、経年劣化してきたトップコートがこの収縮に耐えられなくなり、ひび割れや剥がれを引き起こしてしまいます。症状を放置していると防水層の劣化・破損が生じ、雨漏りの原因となる恐れがあるので可能な限り早急に対処することが重要です。

カビ・苔・雑草

あまり日光が当たらない場所や、雨水が溜まってしまう場所などはカビ・苔・雑草が繁殖しやすいです。雑草の根はトップコートを超えて防水層まで到達する場合もあり、むやみに抜いてしまうと、雑草の根があった部分から浸水することもあるので、自分で抜かずに業者に相談しましょう。

03トップコートの塗り替え時期

一般的なトップコートは、5年ごとが塗り替え時期の目安です。
耐用年数はトップコートの種類によっても異なりますが、フッ素系など長いもので10年程度です。直射日光がよく当たる場所など、環境によっては耐用年数が経過していなくても劣化症状が現れる場合もあるので1年に1度はチェックするようにし、防水層にダメージを与えてしまう前にメンテナンスを行うことが大切です。また、防水層の塗り替え時期はトップコートの再塗装を行わなかった場合で10年に一度、トップコートの再塗装を定期的に行った場合では15年に一度が目安です。
このようにトップコートのメンテナンスを定期的に行うことで防水層の寿命を伸ばし、結果的に防水工事にかかる費用が高額にならずに済みます。症状が深刻になる前に、適切なタイミングでメンテナンスを実施しましょう。

04トップコート塗り替えの流れ

トップコートの塗り替えは、基本的には以下のような流れで行っていきます。

1.洗浄

塗装面を洗浄し、綺麗な状態にしておきます。

2.下地処理・防水層の改修

下地にひび割れ等がある場合には補修処理をします。

3.トップコートの塗装

 室外機などの下までしっかりと塗装を行います。

05トップコート塗り替えの費用相場

トップコートの塗装にかかる費用は、防水層の種類によって異なります。
種類別の平均的な単価相場は、以下を参考にしてみてください。

工事種類工事単価目安
ウレタン防水1,600〜1,700円/㎡
FRP防水1,700〜2,200円/㎡
シート防水900〜1,500円/㎡

※選ぶトップコートの種類によっても金額が変わります。
10㎡以下の一般的な住宅のベランダなら、費用は数万円程度になるでしょう。
また、トップコートの塗り替えは外壁塗装と同時に行うことで費用を抑えることが出来ます。トップコートの塗装のみを行う場合、各工程に乾燥待ちの時間が生じますが、外壁塗装と同時に行うと、他の作業も行いながら施工することが出来るので無駄が省けるためです。

06まとめ

防水工事におけるトップコートの必要性や種類についてお伝えしました。
トップコートは紫外線や摩耗などから防水層を保護してくれるもので、そのものには防水機能はありませんが建物の防水機能を守る大切な役割を担っています。雨漏りなどの大きな問題が発生する前に、5年に一度を目安とした定期的なメンテナンスを行うことが重要となります。また、トップコートの塗り替えは外壁塗装と同時に施工すると費用を抑えることができるので、外壁塗装をお考えの方は同じタイミングで行うこともおすすめです。
長野県茅野市、諏訪市、岡谷市の外壁塗装・屋根塗装・雨漏診断の南信装建にはNPO法人雨漏り診断士協会が認定する「雨漏り診断士」が在籍しています。
外壁塗装だけでなく、防水工事にも確かな知識と技術がありますので防水に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。最適な工事方法をご提案させていただきます。

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